タイ編|世界の禁煙事情・アジア
進む禁煙政策、年々法律が厳しくなりつつあるタイ
タバコの店頭等での陳列の禁止や、タバコのパッケージにはタバコ被害警告写真の義務付け、年々広がる禁煙エリアの拡大と罰金。
この厳しい規制施行によってタイ人の喫煙率が大幅に減少したようです。
1991年の約30%から2006年では約19%、2008年約17%となっているようです。
欧米先進国なみのかなり低い喫煙率です!
タイでは2016年9月1日より、タクシー車内での全面禁煙が実際されました。
タクシーには車内が禁煙であることを表示する義務が課せられ、その禁煙表示義務を怠ったタクシー所有者には2000バーツの罰金。
車内でタバコを吸ったドライバー、乗客には1000バーツから2000バーツの罰金となります。
2008年2月からさらに禁煙区域を拡大。
本格的に喫煙に関する法的取締まりがスタートし、エアコン付きの飲食店やパブ、民間のオフィスが全面禁煙となりました。
お酒を出すバーやクラブ、ディスコ、ビアガーデンなどの屋外の飲食店も喫煙エリアを除いて禁煙となるようです。
2006年12月29日から禁煙区域がさらに拡大されました。
喫煙可能な場所は、自室、自宅、指定された喫煙エリア、路上などに制限。
罰金は今までと同じく、喫煙者が2000バーツ(約7,500円)、場所のオーナーが最高2万バーツとなっています。
2002年11月8日より、タイ国内において、保健省令が施行され、公共の場所での喫煙に対する規制が一層厳しくなりました。
この省令の違反者には罰金が科せられます。
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