禁煙方法|禁煙開始後3カ月
禁煙開始後3か月
さて、やっと、無事に1ヶ月を過ごす事が出来たら、次の危険時期は3ヵ月後でしたね。
一番苦しい時期を頑張って乗り切り、ニコチンの中毒性からは完全に逃れられているはずなのに、
3ヶ月後が危険時期というのはどういう事でしょうか?
以下のような理由から再び喫煙者に戻ってしまったという意見が多くありました。
●禁煙に取り組む集中力(緊張感)が途切れる。
●禁煙に取り組む意気込みが、ある程度の禁煙期間で満足してしまう。
●タバコへの渇望感が消えない。(我慢の禁煙–タバコの事を四六時中考えながらただ我慢するだけの禁煙方法を行っていた–んでしょうね。)
●ある程度の期間禁煙出来たので、またいつでも禁煙できると思ってしまう。
●これだけ頑張ればいいだろうと思う。
●喫煙仲間につられてつい1本吸い、それがきっかけでまた元に戻ってしまう。
●習慣や記憶から、ふとタバコを口にしたくなる。
よく分かりますが、ちょっとした気の迷いが禁煙成功と禁煙失敗を分けてしまいます。
せっかくの禁煙を台無しにしない為には?
これには、禁煙への取り組み方と、考え方が影響すると思います。
禁煙への取り組み方対処方法
■ニコチンとニコチン依存について理解する。[ニコチン]の項を参照してください
■禁煙1ヶ月後の項にある対処方法と同じになるので参照してください
考え方対処方法
禁煙は耐久レースではありません。だから「これだけやったから満足!」と満足してはいけません。
禁煙の目的はなんだったのでしょうか?その一本に手をのばす前にもう一度考えてみましょう。
禁煙の目的は、本来の健康と元気を取り戻す事、あとはお金ですよね!
●脳を本来の神経伝達物質放出能力を取り戻した状態にし、元気と集中力を増す(喫煙は緩慢的な自殺であると言われます。喫煙は元気を奪います。)
●健康を取り戻す(喫煙は、心臓・血管障害、肺気腫、肺がんなど様々な病気の原因となります。他に歯槽膿漏、口臭、スモーカーズフェイス、インポテンツ、不妊の原因になったりと散々です。)
●税金は取りやすいところから取ろうとすると、たばこ税と酒税は真っ先に狙われる運命にある。はっきり言うと、まだまだタバコの値段は上がり続ける一方です。
禁煙、たばこの値上げは世界の流れでもあり、物価に比べた日本のたばこの値段は、これでもまだ世界ではかなり低い方なんです。だから値段がまだまだ上がる余地がたっぷりで、値上げできるという事です。
痰を吐きながら、死ぬまで一生たばことお友達でいるか
たばこの必要のない本来の状態で生活するか
決めるのは自分自身です。
禁煙というのは、ずっと大変な思いが続く訳ではありません。ですから安心して下さい。
3ヶ月も過ぎれば、だんだんタバコの事は思い出さなくなります。
タバコを吸わなくてもよい生活の快適さをだんだん感じてきます。
そして完全にタバコの事は思い出さなくなります。
元気が出てきて、生まれ変わった様な気さえします。
禁煙を成功させた人に生まれ変わった様な気持ちだと聞きました。
私もタバコを止めて、同じように生まれ変わったような気がしていましたので、とても共感しました。
生まれ変わったような気持ちを感じる事ができますし、禁煙後月日が経過する程、禁煙をしたメリットを感じる事ができるでしょう。ですから頑張り甲斐はあると思います。
あと少しです。あとほんの少し気を付ければ、完全に禁煙は成功します。
次の半年、1年はなんの苦も無く過ごせると思います。
是非頑張って下さいね。
禁煙がうまく成功しますように、家族が喫煙者、体重増加の心配など、さらにいくつかの不安要素についての対応策をまとめました。
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ココまできたら、この禁煙を完全に成功させる為に、後本当に少し気をつけるだけです。
次の危険時期はだいたい3か月後です。