禁煙方法|潜在意識を無視しない
禁煙開始その前に~潜在意識を無視しない
: 【タバコは吸いたいんだけど、止めなきゃ】(お金がかかるし、健康に悪いのは解っているし、周りから言われたし)
: 【自分はもうタバコを吸うのは嫌だ、止めたい】(私はたばこを吸い続ける人生をチェンジしたい)
どちらが自分の気持ちに近いでしょうか?
だった場合・・準備は整いました!
だった場合・・始める前段階で禁煙に失敗する可能性が大きくなってしまいます。
“止めなきゃ”を“止めたい”に考え直すだけで、禁煙成功へグッと近づきます。
そうは言っても、仕事やその他もろもろ忙しすぎて、その合間のつかの間、タバコ吸う事が唯一のリラックスなのかもしれません。
(考える暇もないくらい忙しかったら少しタイミングが合うまで待つのも1案です)
でも・・
●「タバコを吸いたい、タバコが楽しみ」
●「仕事後の一服が旨い! 風呂上りの一服が旨いんだよね。」
コレ実は、本当は吸いたいのでなく止めたいのに、ただただ、欲しいと思わせるように脳に異変が生じ依存症になっているんです。
ニコチン依存の仕組みの項をご覧ください
タバコを美味しいと思うのは、ニコチンのせいです。ニコチンは味覚も麻痺させます。もしニコチンがなければタバコの葉はとっても苦く感じるはずです。そう、はじめてタバコを吸った時の味覚が正常なんです。
大金をつぎ込みながら、タバコをどうしても吸い続けなければならない何か特別な理由はあるでしょうか。考えて見てください。
ないと思いますが、それでも吸い続けているのは、ニコチン依存症になっている以外のどんな理由も考えられません。
・私は他人に1日や人生を振り回されるのは嫌です。
・私は他人にお金を搾取されるのは嫌です。
他人の箇所をタバコに置き換えてみたらどうでしょうか?
昔のたばこと違って、大量に消費させるように作られた、たくさんの添加物を加えられた巻きたばこを考える時、タバコに人生を振り回され、たくさんのお金を搾取される危険が大きくないですか?
無意識にある気持ちを無視しない為の方法|認知行動療法
:【自分はもうタバコを吸うのは嫌だ、止めたい】(私はたばこを吸い続ける人生をチェンジしたい)という
気持ちに近づくまで、準備期間(助走期間として禁煙開始の気分を盛り上げる)を含めて禁煙開始としてはどうでしょうか。
習慣になり染み付いてしまった、無意識下にある、「タバコを吸いたい、吸いたい」という気持ちを、
「もうタバコは吸いたくないんだ」と意識して繰り返し繰り返し思う事で、その後の禁煙期間がスムーズゆくと思います。
具体的な方法として1例ではありますが、タバコを吸う度に、
【やっぱりタバコは不味いな】
【今日もタバコに振り回されてるぞ】
【これじゃあ一生タバコの奴隷だ】
【吸ってはみたが、本当はこうしてタバコで時間を使うのが嫌なんだ】
【吸ってはみたが、本当はタバコが嫌なんだという事が解ったぞ】
【吸ってはみたが、もうタバコを止められずにはいられなくなってきた】
【吸ってはみたが、あ~タバコは止めたい、本当もう止めたい】etc..
タバコを吸う度に、こんな事を思うと良いと思います。
この助走期間は1週間でも1ヶ月でもOKです。
人は自分の考えている事と実際の行動が一致しないと、なんだかモヤモヤした気分になるものです。
気分をスッキリさせるには、禁煙を開始しないといけないくなります。というか禁煙せずにはいられなくなってきます。
認知行動療法的、禁煙方法ですね!
『今日からやろうと思ったんだから今日から絶対禁煙だ!』
という方、もちろん思い立ったら吉日、その強い意気込みで是非開始して下さい。
(ただなるべく早く、次で案内する準備しておくものも揃えると良いと思います。)
—————————