禁煙方法|禁煙開始後1か月
禁煙開始後1か月
さて、最初の難関、2週間を無事過ごす事が出来たら、次の危険時期は1ヵ月後でしたね。
今までこの1ヶ月後で禁煙失敗という事になった人はとても多いのではないでしょうか?
私も1ヵ月の禁煙までは何度も行った事があったのに、失敗していました。
失敗の原因はただ、ひたすら我慢、根性の禁煙を行っていた事だと思います。1ヵ月ぐらいなら根性で我慢できても、我慢は永遠には続かない。
しかし、我慢だけの禁煙でなく、以下の3つを取り入れて此処まで来たなら、今まで挑戦してきた禁煙後1ヶ月とは大分違うはずです。
後ほんの少し気をつけるだけです。
●ニコチン依存の仕組みを理解する
●潜在意識を無視しない
●禁煙補助となるものを準備をして、なるべく楽しく禁煙する
1ヶ月間というと、以外と長い期間ですのでやはり対処方法は必要です。
ニコチン切れによるイライラは収まってきていても、その間には人から受ける激しいストレスもあるだろうし、飲み会の席などもあったりします。
習慣や記憶から、ふとタバコが恋しくなったりもします。
まだ始めの2週間と同じように下準備で用意したものを手元に置いておき、同様に対処方法をとります。万全を期してください。
お酒の席ではどうしたらよいか
「お酒の席でつい吸ってしまった」というのが禁煙失敗の理由3位ぐらいに来ています。
酔うとやはり自制心が弱くなります。そして感情のおもむくままに行動しがちになります。
これは、アルコールにより思考や自制心などをつかさどる高次の脳機能が抑制されるためです。
という事は、1か月ぐらいは、お酒の席は避けれるのなら避けた方がいいという事になります。
でもそういかない場合もあるでしょうし、禁煙の為にお酒の席を我慢しなければならないのがストレスになるならそれほど怖がらず飲みに出かけたらいいと思います。
対処方法
●酔いすぎない。早々に切り上げる
●タバコを勧める人がいる場合
飲みに出かける前に、『その人達は可愛そうなニコチン依存症なのであり、わざわざその可愛そうな習慣に付き合う必要はこれぽっちも無い。人は人、自分は自分』
と念じておきましょう。
●副流煙が心配な場合
副流煙を吸ってニコチン依存に戻るのではないかと心配かもしれませんが、副流煙ぐらいでニコチンが作用して頭がクラクラしたりする訳がありません。
副流煙と自分で深く吸い込むのは全然違います。
もしそうなら喫煙していた頃、たばこが切れた場合、人が吐いて漂ってきた煙を吸って我慢できるという事になりますから。
なので、”副流煙でタバコが吸いたくなる”と言う様な思い込みは止めて、”吸いたくならない”と思い込んで下さい。
禁煙グッズも有効ですよ。
人から受けるストレス
人から受けるストレスには、最も注意しなければなりません。
対処方法
突然ふりかかるストレスに対処しきれず、タバコに頼るという事にならないようにする為には???
ストレスが無くなればいいと考えるでしょうが、ストレスの全く無い人生なんてあり得ません。
すなわち突然降りかかるストレスに対処する方法としては、ストレスは受けるものだと思っておくとよいのです。
例えば生活の中で毎日顔を合わすメンバーはだいたい同じだと思います。ストレスを与える人も大体は予測できるはずなので、その人からストレスを受けるだろうと思っておくのです。
そして、
「タバコを吸ったからといって、解決する問題でない」
「タバコを吸ったからといって、結局はおさまる怒りではない」
「私はタバコで解消しようとは思わない」
などと意識して思っておくとよいと思います。
禁煙チェックシートの活用方法
どういう時にタバコに手が伸びそうだったか、禁煙チェックシートに書いておきます。
禁煙チェックシートはこちら
“集中できない時(またはしたいとき)”、”不安な時”、”怒ってしまった時”、”緊張する時”、”仕事で煮詰まった時”・・いろいろあると思いますが、どんな時だったでしょうか。
その時、どんな対処方法をとれば良いと自分で思いますか。
何か必ず代替方法があるはずですので、ピタッときそうなものを試して見つけて下さい。
筋トレとかジョギングとか、炭酸飲料、禁煙グッズとか何かあると思います。
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ココまできたら、この禁煙を完全に成功させる為に、後本当に少し気をつけるだけです。
次の危険時期はだいたい3か月後です。