禁煙のコツ|禁煙が脳を救う
認知症を心配するなら、脳トレよりもまず禁煙
一時期、喫煙者にアルツハイマー病が少ないという調査や報告が出てましたね。
たばこを吸っている方が脳にいい?おかしな話だと思っていましたが、愛煙家の人たちがたばこを吸う格好の言い分となっていました。
その言い分が出るたびに、本当なのだろうかと私は半信半疑でした。
なぜなら20年の喫煙歴をもつ私ですが、たばこを止めてからの方が、ずっと集中力が増し物事の処理能力も各段にアップしたとヒシヒシと感じているからです。
実際のところはどうなのでしょう?
喫煙者にアルツハイマー病が少ないという調査結果は、どうもそうではないらしい、という記事を下記に紹介します。
【禁煙が脳を救う!認知症を心配するなら、脳トレよりもまず禁煙】
脳を活性化するには、「日常のちょっとした工夫」が必要。
しかし、それよりもっと重要なのは、「健全な脳を作る環境づくり」でしょう。
いわゆる生活習慣病の予防こそが基本なのです。それが実行できてこそ、脳の活性化が起きるのです。
その中でも最も重要なものは「禁煙」です。
喫煙とがんの関係ははっきりしてきました。喉頭がんはほぼ100%喫煙が原因とされます。
一時期、喫煙者にアルツハイマー病が少ないという調査が出ましたが、その後の調査で、やはり喫煙もアルツハイマー病のリスクとなっています。
もちろん脳卒中のリスクでもあるので、認知症を心配するなら、脳トレなどをやるよりも、まず禁煙が確実な予防への第一歩です。
タバコを吸わないと頭がはっきりしなくて仕事にならないと思っている人も多いでしょう。
しかし、ある研究では、喫煙後のほうが計算などの能力の低下が起きることがわかっています。
つまりタバコを吸わないと頭が働かないという思いこみこそが、脳の機能を低下させているのです。
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