ニコチンを食べる酵素を発見! 新しい禁煙薬「酵素療法」? 2015/08/21 (金)

ニコチンを食べる酵素を発見! 新しい禁煙薬「酵素療法」?

ニコチンを消化する天然の酵素が、このたび新たに発見されたというニュースが入ってきました。(米国のスクリプス研究所により)

このニコチンを消化する酵素は細菌から摂取されるという事だが、面白いのがこの細菌が、もともとタバコ畑の土から取られたもので、ニコチンの炭素と窒素を餌としているという事。

ある物質が存在するところには、その物質を必要として生きているものがいる。面白いですね。

ニコチンを食べる酵素はどのようにして禁煙に役立つのか??

禁煙治療にはニコチンを断つ方法とニコチンを補充する方法があるが、

例えばニコチンパッチ、ニコチンガムなどは、ニコチンを少量おだやかに補充して、禁煙時のイライラを押さえてタバコを我慢させるというもの。

反対にニコチンを阻害する方法として、チャンピクス(飲み薬)は、脳のニコチン受容体とくっつく。その為タバコを吸ったとしてもニコチン受容体は既にチャンピクスと結合している為、くっつく事ができない。
ただ、「完全に阻害する」のでなく、チャンピクスは中途半端に受容体を活性化。チャンピクスがニコチン受容体とくっつくことで少量のドーパミンを放出させイライラを軽減させる、ようだ。


さて、ニコチンを食べる酵素は、ニコチンが脳に届く前にニコチンを探し出して破壊し、喫煙を再開するきっかけとなるニコチンによる「褒賞」を取り上げる発想、という事だ。

酵素療法はまだ動物実験の段階とはいえ、有望な治療になるかもしれないとの事でした。



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画像:制作者 flaticon