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たばこを止めるのが難しい訳

   2019/05/17

吸い殻画像

たばこを止めるのを難しくしている5つの事

1.ニコチン離脱症状

 

禁煙を始めるとニコチン離脱症状として、
イライラ・不快感,集中力低下・疲労感・倦怠感・眠け・口寂しさ・食欲促進,不眠・頭痛・便秘,たばこに対する渇望感等の症状が現れます。
この離脱症状の感じ方はかなり個人差があるようで、それほど辛く感じない人もいれば、ものすごく具合が悪かったという人もいます。

ただ、通常はこの症状は、禁煙後2~3日がピークで、約1週間、長くても2~3週間で消失します。
そしてニコチン自体も10日程で体から抜けると言われています。

さて、やっとの思いでこの期間タバコを我慢し、ニコチンも抜けた、離脱症状も収まった。なのに禁煙がうまくいかない理由は何でしょう?

2.精神的依存

ドーパミンの放出を促す喫煙は、喫煙行動そのものが動機となって強化され、精神依存を作り出している事。

3.ストレス

ストレスを受けるとそれを和らげる為、ドーパミンを求める性質があります。

例えば、ニコチンはドーパミンの放出をうながします。甘いもを(砂糖、糖質)も摂取するとドーパミンが放出されます。

だからストレスを受けると、たばこを吸いたくなったり、甘いものが欲しくなったりするんですね。

4.習慣・記憶

これらによって、喫煙する事が無意識に習慣となってしまっている事。体験として記憶に残っている事。

やめたいのにやめられない・・・無意識に刻み込まれ蓄積された記憶(気持ち・刺激)の影響力は非常に大きく、
この無意識の影響を無視する事は出来ません。

意識には、私たちが意識出来る部分の顕在意識と意識していない部分の無意識(潜在意識)があります。

有名なスイスの心理学者ユング(カール・グスタフ・ユング)は人間の意識を氷山に例え説明しています。

『普段、私たちが意識している顕在意識は、氷山にたとえれば海の上に顔を出している部分にしかすぎない。

そして海中に沈んでいる部分、つまり意識の大部分が無意識によって構成されている』

さらに最近の脳科学では、「意識が動作を命じた時、その動作は既に行われている、、」そうです。自分が判断して行っていると思っていた行動は、その前に無意識がそのように導いているというんです。
なるほど、無意識が行動に及ぼす影響はやはり大きそうです。

期間が長ければ長いほど蓄積された記憶も深く、習慣も染み付いていると言えます。

この様に書くと不安に思うかもしれませんが、無意識の存在が解れば、それを無視しない事が禁煙をうまくいかせる事になります。

60歳でも70歳でも禁煙した人はいくらでもいるんですよ。

その他に、

5.タバコが直ぐにどこでも手軽に買える事。

依存症の人の目につくところにタバコ陳列されていて、夜中でもいつでも買う事ができるのですから、大変な誘惑である事は間違いありません。

禁煙が難しいのは、ニコチンへの身体的依存の他に精神的依存、ストレス、習慣・記憶、環境からくる誘惑の全てをを克服して、
それを持続させなければならないからです。

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さて、半年あるいは1年程禁煙が続けば成功したといえますが、その間には挫折しやすい時期があるといわれています。
皆さんも経験ある方も多いと思いますが、初めの2~3日、禁煙開始後1か月、次いで3か月目ごろが要注意です。
禁煙が順調に進んでも、後半この2つの山を乗り切れずに挫折してしまうケースが多くあります。
禁煙方法について、期間ごとの注意も含めてみていきましょう。

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